エコ的な発想に近い?ミニマリスト思考

数年前から流行りのミニマリスト
できるだけ持つモノを少なくしてシンプルな生活をする人たちのことを指してミニマリストと言います。このように名前が付くほどですから、そのような生活を送る人が多くなってきわけです。

持ちのものを少なくすると、普段のカバンの中身を少なくするのはもちろんのこと、自宅の部屋においても徹底している人は部屋に布団と小さなテーブルだけ!といった質素なお部屋。しかも洋服もできるだけ少なくして、上下の着合わせを工夫している人が多いのです。

けっしてお金がないとか収入が少ないからというのが理由ではなく、できるだけモノを少なくすることでスッキリした状態を作るわけです。

意外に多くの人が「自分を管理する」ということを気づいていないのですね。
イライラしたり心のゆらぎがどのようなモノから影響を受けているかを日常生活で気を配っていくと、モノが多いことによって「迷う」という時間が生まれたり、「決まらない」といったフラストレーション的な気分を抱くことに気づけます。

このような心のゆらぎが自らの中にあることを気づいている人は、いかにそのマイナス影響を及ぼしているものを生活から排除し、自らの心が安定もしくはやるべきことに集中できる状態を意図的に作っています。

このような話題は一流のスポーツ選手や起業家の逸話にも出てきますね。たとえば、朝食は決まったカレーだとか、毎日の服は黒のトレーナーにジーンズと決めている・・・など、このような話は聞かれたことがあると思います。

これからも言えることですが、個人個人によってその幅の違いはあるものの、やはり体力と同様に1日の間に使える頭のエネルギーも上限があるということなのでしょう。
一例を挙げると、午前中に集中して仕事をした日などは午後からぐったりしてもう頭がまわらないとか、帰宅後に資格の勉強をしようと思っても頭が疲れてしまっていて進まない…そんな経験をした人は少なくないはずです。

そうすると自分の人生において大事にしたいものにエネルギーを注ぐことに優先順位を置いていかないと、いつまで経っても夢の現実や、ライフスタイルの変化は実現できないということになってしまいます。

これって何を節約してどう使うかのエコ的思想と同じように思います。
節約ばかりでは成長の機会が少なくなってしまうので、どのように好循環を生んで行くかがポイントですね!

 

参考までにミニマリスト → ミニマリズムとは?(Wikipedia